@告白     ハボック「大佐…俺、やっと分かったことがあって」
ロイ「何だ?」
ハボック「俺……その…どうもあんたの事が好きみたいなんス。俺と――付き合ってもらえませんか」
ロイ「…ほう。で…?お前は、私のどこが好きなのだ?ハボック少尉」
ハボック「――えっ!?どこって……」
ロイ「言えないのか?」
ハボック「……いや!その…やっぱり…容姿…っスかね」
ロイ「………」
ハボック「き、切れ上がった目も、ちょっとふくよかな頬とか、黒い髪も好きですよ、触ったら思ったとおりサラサラだったし」
ロイ「……いつ触ったのだ」
ハボック「あ、大佐が執務室でうっかりうたた寝してた時っス」
ロイ「――…それから!」
ハボック「え!?そ、それからって…そりゃぁその…可愛いとことか…」
ロイ「なんだと!?」
ハボック「あ、いや…そ、それから、実は俺らの事をすごい考えてくれてるとことか…いろいろ……とにかく、いろいろ全部…っスよ!」(ハアハアぜえぜえ)
ロイ「………」
ハボック「………だ、駄目ですか?」
ロイ「……まあ、いいだろう」
ハボック「―…え…!?」
ロイ「付き合ってやると言ったのだ」
ハボック「………あ」
ロイ「何だ」
ハボック「…え…いや…ほ、本当スか…だって……」
ロイ「私もお前が好きだ。前からな。だから付き合ってやってもいい、と言ったのだ」
ハボック「――え、え……!!!!??た、大佐は…お、俺のどこを……どこに惚れてくれたんスか!?」
ロイ「答える必要ないな」
ハボック「……………え」
ロイ「人を好きになるのに理由なんていらんだろう」
ハボック「…………はぁ…まあ…そうッスけど……ね…」
Aキス
ハボック「大佐、目のとこに、キスしていいっスか?」
ロイ「……」
ハボック「……」
ロイ「……」
ハボック「何で無視するんですか!!あんたは」
ロイ「………何でそんな事がしたいのだ……」
ハボック「何でって…俺は、本当はもっといつだって、あんたに触ったり、キスしたり、抱きしめたりしたいですよ」
ロイ「そういう事は女性とやってくれ」
ハボック「俺と大佐は、付き合ってるんですよね?この間、返事も貰ったっスよ、ちゃんと」
ロイ「……………………いいだろう」
ハボック「何でそんなに間が…って、本当っスか!」
ロイ「一瞬で、すませろ」
ハボック「……………って、何あんた発火布嵌めてるんっスか」
ロイ「準備はしておかないとな」
ハボック「何の準備なんですよ……(^^;)ま、いいか。じゃあ――…」

ロイ「……」
ハボック「…そんなに嫌でしたか?」
ロイ「…まあ、そんなに嫌、というものでもなかったが」
ハボック「…好きっスよ、大佐」
ロイ「……っ……終わったなら離れろ!!!」
   
   
             
   
  
   
                            
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 Back    Next    今回甘いハボロイを集めた(つもり…)です。