そういえば、ゲーム、まだクリアしてなかったです(;^_^A絵が一枚足りない…と思って探してたら大分前に描いていたのがあったので加工…一応ゼル×ロイです。
ゲームの中のロイの乙女っぷりにはかなり悶えさせられました。
     
  
  
目を閉じて速い呼吸を繰り返すロイを腕に抱いたままで、ハボックはロイの頬に口づける。
先刻までの行為の激しさに消耗したのか、いつもは腕を払いのけて、行為の後は直ぐに起き上がって衣服を整えてしまうロイが、気だるげに四肢を投げ出したままで、されるがままになっていた。
「大佐…好きです」
「……」
「ずっとこうして、あんたを抱いていたい」
「……」
肌理の細かい肌に指を這わせながら、ハボックは耳元で何度も囁く。
「……ここ、まだ固いままっスね」
ハボックは指先で探り当てた胸の突起を押しつぶすよう押さえつけてから、擦りあげた。
「…っ…」
反応が早い。眉を寄せて耐えているロイの表情に目を止めたままで、ハボックは愛撫を続ける。
「……ん…っ…」
「大佐は、こっち側の方が感じるんですよね?」
ハボックは身を屈めて指先で弄っていたふくらみを口に含んで、強く吸い上げた。
「――あ…っ」
わざと音をたてるように吸い上げながら、時折ロイの表情を盗み見る。
「…お、前が…そっちばかり…を…するからだろうが!」
「…入れたままで、ここ吸われるの、あんた好きでしょう?」
「――」
「あいたっ!何で髪をひっぱるんスか!?」
「もういいから、退けろ!!」
「何怒ってるんスか!分かりましたよ、こっち側も同じようにす……」
いきなり衝撃を鳩尾にうけて、ハボックはハボックは言葉を続けられなかった。ベッドに突っ伏して痛みに耐えているハボックを尻目に、ロイは身を起こして、羽織ったシャツのボタンの前を留めてしまう。
「……た、たいさ…泊まっていってくださいよ」
「冗談だろう!ここにいたら、朝までつき合わされかねん」
「…………」
「何で返事が戻ってこないのだ!?………帰るぞ!!」
「――はあ……もっと素直になって下さいよ」
ハボックの言葉を無視してロイは背中を向けて部屋を出て行く。
ハボックは呼吸を整えて少しだけ笑ってから、身を起こした。
   
 
  
   
                            
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