Back    Home   アニメ2期を見ながらそのつど妄想 @ 





「「「


「何で、そんな顔してるんスか?」
「…何がだ?」
「――嫌なら、何でそう言わないんです?」
「何もしていないし、言ってないだろう。好きにさせてるだろう。それに別に、嫌じゃない」
「そういうの、分かるんスよ」
「……」
「………あの人に、会ったからっスか?」
「――……」
「俺は大佐の何なんです?」
「――部下だ」
「……じゃあ何で、いつもこんな事、俺に許すんですか?」
「気に入った部下だからだ。決まっているだろう」
「気に入った相手なら、こんな事簡単にさせるんスか!あんたは」
「こんな事に大した意味はない、そう思わんか?」
「へー…俺には大いにありますけどね」
「気が乗らないなら、退けろ」
「退けませんよ」




2009.05.03 のアニメを見た後書いたものです。
 ↓*ハボ以外に…なので苦手な方はご注意ください。



   


2009.05.03 のアニメを見た後書いたものです。


**原作でハクロイ妄想しまくった「や、これはハクロ将軍」のシーンが新シリーズではなかったのですが、久しぶりにハクロイ妄想しました。

最後のコマのセリフがとくに読みにくいですね…。

「君のように若くないので、まだまだ終わらん」

と、言ってます。
最初書いてた時はわざと感じたふりをして、さっさと終わらせようとしているロイ、と思いつつ描いてたんですが、分かってていたぶってるハクロ将軍・・・になってしまいました。











「「「「「「

2009.05.24 のアニメを見た後書いたものです。

   

ヒュロイ前提ハボロイやっぱり好きだなーー…。

ヒューズさんに、電話でお嫁さんをもらえ、と言わてしまった後、妄想でした。
少し自棄になってるロイと、何となくそれが分かっているけど、好きなので毎回それに付き合うハボック…な感じです。

セリフを絵板で打つのがとても大変でした…。

*↓ちょっと暗めの妄想なので、ご注意ください。2009.09.27 のハボロイ妄想です。



寝苦しくて何度も寝返りを繰り返していたロイだったが、ふと目を開くと、隣のベッドで横になっているハボックが、眠っていない事に気づいて、ロイは身を起こした。
「どうした?眠れないのか」
「――いえ、今、目が覚めたんスよ」
「…そうか」
二人の間に少しの沈黙が落ちる。
視線を合わせたままで、ロイはハボックに次にかける言葉を探していた。
沈黙を先にやぶったのは、ハボックだった。
「大佐、ちょっと、こっちに来てくれませんか?」
「どうした?」
「俺がそっちに行きたいんですけど、今、動けないんで」
「――分かった」
理由は聞かずに、ロイはすんなりハボックの要求をのむ。
ベッドから降りて、上履きを履いて立ち上がった。
一瞬、自分で焼いた下腹の傷が引き攣るように痛んだが、少し眉を寄せただけで、ハボックにはそれをけどられないように動く。
大股で歩いて、ロイはハボックの傍らに立った。
「何だ?何かして欲しい事があれば言え。何でもしてやる」
「……」
ハボックは横に立ったロイを見上げて、少し驚いた様に青い双眸を見開く。
「何でも…っスか?」
「――ああ」
短く答えて、ロイはハボックの反応を待った。
「……そうですね…じゃあ――脱いで下さい」
「――…分かった」
何故なのかも問わずに、ロイは躊躇う様子も全く見せず、ハボックの指示に従って寝巻きの上を脱いだ。シーツの上にそれを脱ぎ捨てる。
「脱いだぞ」
「下も、全部です」
「………分かった」
身を屈めて寝巻きの下を脱ぎ、更に躊躇なく下着を下ろして全裸になる過程を、ハボックは瞬きもせずに凝視ていた。
何も纏っていないロイの全身を上から下まで見通してから、ハボックは手を伸ばしてロイの下腹の傷に触れた。
「っ…!」
ロイは問う視線をハボックに投げたが、抵抗はしなかった。
ハボックは指先で触れた後、肌にそわせるように、指を下へと動かしていく。
「――……!?」
一瞬見開いた双眸を直ぐに伏せて、ロイはハボックの行動を止めることはせず、直立のまま、されるがままになっていた。

やがてハボックの指先が、ロイの核心に触れる。
驚いて咄嗟にハボックの手首を掴んだが、一時をおいて、すぐにそれを解放した。
「――どうして、触れさせてくれるんですか?俺に」
「……」
答えないロイに少し苛立って、ハボックはロイの中心を強く掴み上げた。
「…っ!」
きつく眉を寄せるロイを見上げて、ハボックは手を止める。
ロイの両腕を掴んで引き寄せて、そのまま膝の上に座らせた。
「ハボ…ック」





「大佐…何で我慢なんてするんですか?」
「我慢なんて、していない。だから、止めるな、続けろ!」
「そんなに体かたくして…すぐに分かりますよ、そんなの。あんた、俺に……同情してるんスか?」
「…そんなもの、していない」
ハボックは口元を上げて笑ってから、
「そうです、あんたはそんなもの、しなくていい。軍人に怪我なんてつきものだし、軍に入った時から、覚悟してることです。それに、大佐が一緒じゃなかったら、俺は今ここにいなかった」
「ハボック」
「俺はただ――…」
「ただ…なんだ?」
「……あんたの傍を離れるのが、辛いんスよ。あんたを守れない事が、悔しいんです、どうしようもなく――」
「……ハボック…」
目を伏せて震えているハボックにかける言葉が見つからずに、ロイは同じ様に目を閉じて、ハボックの額に自分の額をこすりつけた。
「……大佐…」
「何だ?」
「好きです」
「――知ってる。何度も聞いたからな」
「好きだから…止めたんです。好きだから…俺は、あんたが、何より大事だから、今は――…あんたに、何でも、受け入れさせてしまうって、分かってるから」
「……我慢は、してない。これは、本当だ」
ロイはハボックの襟足に手を回して、自分の胸に強く抱き寄せた。


20090901

Back    Home
20060717