2008.08.30 の日記絵でした。 |
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無我夢中。
ハボックは繰り返しただ腕の中に抱いたロイを呼ぶ。
「大佐、大佐、大佐」
ロイの頬に、耳朶に、首筋に、ハボックが呼吸と熱が触れる。
それだけでロイの下半身にどうしようもなく熱がともる。
まだ執務中で、司令部の中だというのに。
頭では駄目だと分かっているのに、互いが互いを求めるのを止められない。
掻き抱くようにロイはハボックに腕を回して強く抱き寄せる。
目の前で揺れる金糸の前髪に唇を寄せた。
自分がこんな風になってしまうなんて。
年下で、しかも部下である男に。
「大佐…すみません、俺――…我慢、できそうにない」
「……」
「すみません」
自分もだ、とは、まだ答えられない―今は。
答えるかわりに、ロイはハボックを抱き返す腕と指に力をこめて、目を閉じた。 |
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二人で過ごす夜。
「寒くないっスか?」
「……お前の体温で熱いくらいだ」
「すみません」
「冬は重宝する、と言ったのだ、謝るな」
「…眠い」
「寝ていいっスよ、俺がずっとこうして、あんたの側にいますから」
「…お前の…は、心地よすぎて…困る」
「――何があっても守りますから」
「・・・・・・・・・Z」
「ゆっくり眠って下さい」
2008.12.19 の日記絵でした。一応イブを意識して描いた絵でした。 |
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まだ片思い中。
まだ告白する前のハボとロイ。 壁に追い詰められてビックリなロイ。 |
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「嬉しいっス」
「大佐」
「何だ?」
「…嬉しいっス」
「何がだ」
「…あんたといられる事が」
鋼アニメ新シリーズ始動を知った後に書いた日記でした。(^-^) |
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ハボのにおいとか、目線とか、そういうのを思い出しちゃってどうにもならなくなって、一人で冷たいシャワーをあびつつ熱を何とか冷まそうとしているロイ……。
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*注↓以下はハボロイ以外です。ご注意下さい。 |
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マイロイ2
「…誰だ」 返事はない。伸ばされた手がロイの白いシャツに触れた。 もう片方の手が口元に触れて、カタチをなぞるようにゆっくりと触る。 「…ハボック…来てくれたのか」 「…」 「ハボックなのだろう?」 ロイがその名前を呼んだ途端、一瞬力が込められた五指が握りこまれ、白いシャツの前を荒々しく左右に開いた。 「――…」 目の前に居る者がハボックではない、と、ロイはその時確信した。 |
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20090113
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20060717 |